2月13日付日経新聞及びNHKの報道によると、
兵庫県芦屋市は12日、三井不動産レジデンシャルが同市大原町の住宅街で建築を計画していた5階建マンションが「周辺の景観に調和していない」として、景観法に基づき建設を認めない「不認定」としたと発表した。
国土交通省によると、景観法に基づく建築計画不認定は全国初だそうだ。
芦屋市は昨年7月、高級住宅地のイメージを保とうと市全域を景観法で定める「景観地区」に全国で唯一指定し建物の建築を規制していた。
今回5階建てマンションが計画されていた場所は一戸建てが多い住宅街で、建築予定の東西約40m、高さ約15mの5階建て建物は、「周辺の景観と調和した建築スケールとし、とおりや周辺との連続性を維持する様な規模、形態にすること」とする市の基準に抵触すると判断された。
土地の仕入れが昨年7月以前だったのかな。
景観条例を制定する都道府県や市町村はこれから増えそう。今後不動産会社は環境や景観に十分配慮した計画を立てて土地を仕入れないと事業にならない可能性も。
参考
NHK News広島でマイホーム?
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