ところが、融資受付を断られました。
金融機関はその理由を明かしません。
例えば所得が足りなければ借入希望額の減額を求めてくるとか、勤務先や職業で何かあれば保証人の追加とか保証料の料率アップの可能性が有りますなどと返事があります。
他の金融機関に申し込んでみましたが、全て同じように断られてしましました。
今回の様に理由が無い場合、殆どのケースで過去に返済の遅れなどの事故があったり、本人や家族が破産していたなど、いわゆる「ブラック」の場合に該当します。
Aさんに「正直に話して下さい。過去にクレジットカードやキャッシングなどで延滞などはありませんでしたか?奥様や世帯が一緒の両親なども延滞はありませんでしたか?」と尋ねました。
Aさんは一切ありませんと答えます。
Aさんは上場企業の系列会社勤務で勤続年数や所得に問題はありません。
どうしても理由を知りたくなった私は地元金融機関へ断られるケースの一般的な理由として延滞などの事故が無い場合にどんな事が該当するのか聞いてみました。
すると意外な答えが返ってきました。
過払い請求したらその請求された金融機関は融資しない。
そして、他の金融機関もその情報が共有されている模様。
何処の金融機関にも断られてしまったのはその理由からのようです。
Aさんに過払い請求について尋ねると確かに請求したとの事。
返済時に全く遅れが無く全額綺麗に返済していても、過払い請求をすることは金融機関との約束(借入時の金銭消費貸借契約書に利率が明示されている)を反故にした(守らなかった)客として扱われる様です。
最近テレビでは手軽に利息が返ってくると弁護士法人がコマーシャルしていますが、将来大きなリスクを負う事を事前に説明して欲しいものです。
弁護士法人のホームページには「完済していればブラックリストにはのりません」と明記してありますが、住宅ローンを借りられない事実があるのです。
将来住宅ローンを借りてマイホームを購入する夢(予定)のある方は、絶対に過払い請求をしないで下さい。
この記事は実話に基づいて書いており、2012年3月に地元金融機関の住宅ローン担当者に確認しましたが状況は変わっていないとの事でした。今後将来において改善される事かも知れません。その際この記事は過去の事例としてご容赦下さい。
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